
武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、六角鬼文計画工房を経てミサワホーム入社。
以来、商品開発や全国の住宅展示場の設計を担当。
2003年10月より、ミサワホーム東京に活動の場を移し、実際のクライアントのプランニングを手掛け続けている。
2000年大会(大阪)において、「蔵のある家」、2001年大会(新潟)において、「世代の家」について発表。
また、茶道(茶名:紋谷宗幹)、版画制作(シルクスクリーン)、作陶を、本職並のライフワークとし、
茶会、個展、グループ展など、大いに深入している。
素晴らしい街をめざして
これまで、市川南行徳宅地のご紹介を詳細にわたりしてまいりましたがいかがでしたか?
街の雰囲気は、個々ではなく住まう方々全員によって完成されるものです。
そのため、心地よさを最大限引き出す家をつくりたい、という願いをこめてプランニングしてまいりました。
美しい街並みと自然の息吹が感じられるこの素晴らしい宅地を、一人でも多くのお客様に実感していただきたい、と思っております。
随所にとりいれたこだわり仕様
今回の間取りには客間という概念が組み込まれていませんが、その代わりに玄関ホールを意図的に大きくしました。LDKは家族の空間ですから、入るのに少し度敷居を高く設定する必要があると考えたのです。そのため、玄関で立ち話や宅配便などある程度の要件は済ますことができます。
また、間取りについて言うとLDK以外の部屋はある程度小規模になっています。これは、パブリックスペースは大きく、プライベートスペースは小さく、との考えから。そのコントラストを楽しんで生活してもらいたいですね。
たっぷり収納ですっきり空間を実現
「蔵のある家」では、家中のさまざま物が片付けられるというメリットがあります。
LDKをどんなに広く作っても、物というのははみ出してしまうもの。
でも、蔵という集中収納ができるスペースがあれば、お部屋もすっきり広々使えるんです。
今回のプランでは、スペースを12畳ほど確保。ものが溢れないために、使いやすくフレキシビリティのある暮らしが実現できます。
家族の存在を感じさせるキッチン
今回はキッチンのコンセプトについてお話をさせていただきます。
キッチンは、家事をする方にとって1日の大半を過ごす重要な仕事場です。
リビングダイニングに組み込むことで、ある程度家族の方とコミュニケーションが取れるようになっています。
コーヒーやパンを焼く香りが漂ってくると、自然とゆったりとした雰囲気が生まれますよね。ただ、煙や音、香りがあまり気にならないように、リビングダイニングからは死角になるよう工夫を施しました。
フレキシブルな広いリビング
今回は、家族の皆が集う、リビングのコンセプトについてお話をさせていただきます。
間取りというより、住まう方に居心地のよさを感じてもらえる器を提供したい、という思いから市川南行徳住宅地の広いリビングは誕生しました。あえて使用方法を限定せず、お客様のライフスタイルに合った居心地のよさを見出すための間取りとなっています。
長方形にしたのは、家具が納まりやすいという利点に加えて風を体感して欲しいという気持ちから。四方向全てに設置された窓からは、やわらかい自然風が吹き抜けます。まるで芝生や外にいるような、みずみずしい感覚を実感していただけるはずです。
環境に配慮したオール電化住宅
市川南行徳住宅地の家は、オール電化住宅です。
電気は、何か燃料を燃やすわけではありませんから、オール電化の家は空気を汚さず環境にもやさしいところがメリットだと思います。
その上、安全で快適な生活が送れるでしょう。例えば、広いリビングを例にとると、冬はヒーターだと熱が非常に回りにくい。でも、床暖房だと足元から全体が暖たまりますし、風を入れて新鮮な空気も吸えるから気持ちがいいんですよね。
オール電化は現代の住宅にとって、必要不可欠な仕様だといえるでしょう。
死角のない安全な街
防犯性は、住宅を購入する際の大きなポイントの一つだと思います。
市川南行徳宅地の間取りやプランをみていただくとお分かりになるかと思いますが、建物自体が非常にすっきりと構成されています。
この構成によって、街路や近隣から死角が生まれにくくなっています。侵入作業が非常にしづらい構造となっているんですね。つまり、今回の間取りやプランは防犯性が高く、安全かつ安心です。そのような家で構成された街は、非常に安全かつ安心な家だといえるでしょう。
誰もが住みたくなる美しい街
今回は、市川南行徳住宅地が“目指しているもの”について、お話しようと思います。
市川南行徳宅地が目指しているのは、「美しい街並み」です。では、そのために必要な
家の条件とはなんでしょうか?
私は、それぞれの家が
・共通性
・変化
この2点を持つことだと考えています。
そこで考えたのが、土地の良さを最大限に生かしながら美しい街並みを形成できるよう、
まずプロトタイプの家を設計するということです。そして、その上でお客様のご要望にそった
展開ができるシステムを取り入れました。
各家が同じDNAを持ちながら、一つの街を形成していく。
市川南住宅地では、今まで見たことのない、美しい街並みが誕生することでしょう。
次回からは、具体的に図も交えつつ、ご紹介していきたいと思います。
南行徳宅地のコンセプトにこめた思い
心地よい自然と触れ合う街
市川南行徳宅地では「緑と風が触れ合う」がコンセプト。
目の前には水の流れる用水路が広がり、平行して年代を感じる古い樹木が並んでいます。そこから宅地内部にふわりと吹いてくるやわらかい自然の風は、心地よさ運んでくれますね。宅地の反対側には、さらに深い緑の東海面公園(※)が広がっています。
そのため生態系も豊かで、鳥が樹木の間を舞って心地よいサウンドを届けてくれる。
まさに川の流れと緑と風が融合した、素晴らしい立地条件の土地といえるでしょう。
ぜひ、この土地のもつ可能性や能力を体感してもらいたいですね。
※東海面公園までの距離:50m

